パーソナルジムのデメリットを調べると、ジムが書いた記事ばかり出てきます。
当然ですがジム側は、自分のジムをやめた人の理由を書くことが出来ません。そこでFIt Style 編集部では、実際にパーソナルジムに通った200人に直接アンケートを実施しました。
最初にお伝えしておくと、いちばん多かった答えは「やめていない」です。200人中45人(22.5%)が現在も通っていて、36人(18.0%)は目標を達成し、終えていました。
デメリットの話をする前に、この前提を書いておきます。
この記事は、まだパーソナルジムを契約していないあなたのために書きました。データはFIt Style編集部の独自アンケートで、ジムから提供されたものではありません。
また、当サイトの比較記事で使っている採点の基準が「読者層との感覚とずれていないか」を確かめたかったという動機もありました。
それでは、アンケートの結果を見ていきましょう。
やめた理由の1位は「通うのが面倒」と「料金が高い」の同率
パーソナルジムに通っている、または過去1年以内に通っていた200人に、やめた(やめたくなった)理由を複数回答で聞きました(2026年9月・クラウドワークスで募集・n=200)。

| やめた(やめたくなった)理由 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 通うのが面倒 | 61人 | 30.5% |
| 料金が高い | 59人 | 29.5% |
| やめていない | 45人 | 22.5% |
| 目標を達成した | 36人 | 18.0% |
| 効果を感じない | 21人 | 10.5% |
| 契約期間の縛り | 14人 | 7.0% |
| 予約が取れない | 12人 | 6.0% |
| 人間関係 | 8人 | 4.0% |
「通うのが面倒」30.5%と「料金が高い」29.5%は2人差です。誤差の幅(±6.4ポイント)が重なるため、この2つは同率1位と考えられます。どちらが上か、という差は数字からは言えません。
「効果を感じない」を選んだ人は200人中21人(10.5%)でした。これは回答者がそう答えた、という事実です。
男女別で見ると、女性は「料金が高い」34%がトップで、男性は「通うのが面倒」29%が一番の理由でした。
ただしどちらも誤差の幅が重なるため、性別で理由が違うと言い切れる差ではありません。傾向として頭に置いておいてください。
YUI「面倒」は根性の話ではなく、通う距離と時間帯の話だと私は思っています。ここは契約前に動かせますよ。
料金が公式サイトに載っていないと、3人に1人は候補から外す
同じ200人に、料金が公式サイトに載っていないときどうするかを聞きました。
「問い合わせる」が69人(34.5%)、「口コミで調べる」が66人(33.0%)、「候補から外す」が65人(32.5%)。ほぼ三等分です。


ただし男女で行動が分かれました。
男性は44.8%(96人中43人・±9.9)が問い合わせるのに対し、女性は25.0%(104人中26人・±8.3)。ここは誤差の幅が重ならないので、性別で行動が違うと言えます。
逆方向では、女性の38.5%・男性の26.0%が「候補から外す」を選びましたが、こちらは幅が重なるため傾向にとどめます。
選ぶとき最重視するのは「通いやすさ」47%。駅から10分までなら7割が通える
ジムを選ぶとき最も重視した点は、通いやすさが200人中94人(47.0%)で最多。
以下、トレーナーの質49人(24.5%)、総額31人(15.5%)、1回あたりの単価17人(8.5%)と続きます。個室かどうかは5人(2.5%)、食事指導の有無は3人(1.5%)、シャワー・アメニティは1人(0.5%)でした。


2番目に重視した点は通いやすさと総額が同数で各55人(27.5%)。
1番目と2番目の組み合わせでいちばん多かったのは「通いやすさ→総額」で43人でした。なお最重視で総額を選んだ人は男性24.0%(96人中23人・±8.5)に対し女性7.7%(104人中8人・±5.1)で、ここも性別で差があると言えます。
駅から何分まで通えるかは、〜3分7人(3.5%)、〜5分55人(27.5%)、〜10分82人(41.0%)。ここまでを足すと144人(72.0%・±6.2)が徒歩10分までなら通えると答えています。
〜15分は17人(8.5%)、車で行くので距離は気にしない人が39人(19.5%)でした。
体験・カウンセリングは「無料なら受ける」が69%
体験・カウンセリングを有料でも受けるかについては、「無料なら受ける」が200人中138人(69.0%・±6.4)。「〜3,000円なら受ける」が40人(20.0%)、「〜5,000円なら受ける」が12人(6.0%)、「金額は気にしない」は10人(5.0%)でした。
総額の上限は「〜5万円」が43.5%。相場との差をどう埋めるか
総額でいくらまで払えるかは、〜5万円が200人中87人(43.5%・±6.9)で最多。
〜20万円44人(22.0%)、〜10万円40人(20.0%)、〜30万円23人(11.5%)、〜50万円5人(2.5%)、50万円超1人(0.5%)と続きます。
払える上限が〜5万円・〜10万円の方(合わせて127人・63.5%)は、コース総額よりも「1回あたりいくらか」で並べ直すと比べやすくなります。
回数の少ないプランや月額制を置いている店なら、上限の中に収まることもあります。
上限が〜20万円と答えた44人では、料金が公式に無いときに「候補から外す」が43%でした。層別の人数が少ないので、参考値として見てください。
エリア別の料金相場は、それぞれの比較記事で入会金・総額・1回あたりを並べています。武蔵小杉のパーソナルジム比較/五反田のパーソナルジム比較/豊洲のパーソナルジム比較。
契約前に不安だったこと98件|相性・追加料金・ついていけるか
最後に、契約前に不安だったことを自由記述で聞きました。
「特になし」などを除いた実質98件を、書かれている言葉で分類しています(1件が複数のテーマに該当する場合があるため、合計は100%を超えます)。


| 契約前の不安(テーマ) | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| トレーナーの相性・質 | 41件 | 42% |
| 料金・見合うか・追加料金 | 41件 | 42% |
| 効果が出るか | 32件 | 33% |
| ついていけるか・体力 | 26件 | 27% |
| 予約・通いやすさ | 20件 | 20% |
| 勧誘・契約・解約 | 18件 | 18% |
| 気まずさ・環境 | 13件 | 13% |
実際に書かれていた言葉を、そのまま4件だけ紹介します。
・担当トレーナーの教え方や雰囲気が自分に合うか、途中で変更できるのか不安だった。
・基本の金額以外に、どれくらい追加で払うのか。
・運動神経悪いので迷惑かけないか
・しつこく契約を迫ってくるのではないかという不安。
回答者の自由記述より
契約前に確かめておきたい5つ
98件の不安は、体験のときに聞けば大半が解けるものでした。当サイトが比較記事の○×で見ている項目とも重なります。
- 担当のトレーナーは毎回同じ?合わなかったら変えてもらえる?(不安の最多テーマ)
- この総額に何が入っていて、何が追加になる?(ウェア・水・食事指導・延長)
- 運動が初めてでもついていける?きつさはどう調整してくれる?
- やめたくなったら、いつまでに言えばいい?休会はできる?
- 体験は無料?有料ならいくら?(正規額とキャンペーン額の両方)



この5つをメモして体験に行くだけで、契約書を前にして迷う時間はかなり減ると思います!
回答者が通っていたジム
通っていた(通っている)ジム名は自由記述で、122種類の表記が集まりました。表記ゆれをまとめて数えると、多かったのはBEYOND 33人(16.5%)、24/7ワークアウト 19人(9.5%)、エニタイムフィットネス 17人(8.5%)、RIZAP 14人(7.0%)です。
これは200人がどこに通っていたかの分布であって、評価や順位ではありません。
母数が小さいので誤差の幅は出しておらず、比率の目安として読んでください。それぞれの口コミは別の記事にまとめています。BEYONDの口コミ・評判/RIZAPの口コミ・評判。
調査の概要
| 調査主体 | Fit Style(当サイト) |
|---|---|
| 実施時期 | 2026年9月 |
| 方法 | クラウドソーシング(クラウドワークス)で募集したインターネットアンケート |
| 対象 | 現在パーソナルジムに通っている、または過去1年以内に通っていた方 |
| 有効回答 | 200件(女性104人/男性96人) |
| 通っていたジムの形態 | 男女共用179人(89.5%)/女性専用18人(9.0%)/男性専用3人(1.5%) |
| 設問 | 全11問(性別/通っていたジム名/ジムの形態/最も重視した点/2番目に重視した点/総額の上限/料金が公式サイトに無いときの行動/駅からの許容時間/体験の有料可否/やめた理由〈複数回答〉/契約前の不安〈自由記述〉) |
単一回答の割合は回答数200を分母にしています。やめた理由は複数回答なので合計が100%を超えます。自由記述は「特になし」等を除いた実質98件を分母にし、1件が複数テーマに該当する場合は重複して数えています。数字に添えた±は95%信頼区間の幅です。
よくある質問
パーソナルジムは意味ないと言われますが、実際はどうですか?
200人に聞いた結果では、「効果を感じない」と答えた方は21人(10.5%)でした。一方で45人(22.5%)は現在も通っており、36人(18.0%)は目標を達成して終えています。効果があるかどうかを当サイトが断定することはできませんが、少なくとも「効果を感じない」と答えた方が多数派ではありません。
続かない人には、どんな理由が多いですか?
やめた理由でいちばん多かったのは「通うのが面倒」61人(30.5%)と「料金が高い」59人(29.5%)の同率でした。意志の問題というより、距離と金額の問題として挙げられています。同じ調査で徒歩10分までなら通えると答えた方は144人(72.0%)でしたので、通う経路を先に決めておくことが対策になります。
失敗しないために、契約前に何を確認すればいいですか?
自由記述98件で多かった不安は、トレーナーの相性・質41件(42%)と料金・追加料金41件(42%)です。担当が固定か変更できるか、総額に何が含まれ何が追加になるか、この2つは体験の場で聞いておくと安心です。解約・休会の条件を先に確認しておくと、契約期間の縛りで悩む場面も減ります。
料金が公式サイトに載っていないジムは避けたほうがいいですか?
200人の行動は三等分でした。問い合わせる69人(34.5%)、口コミで調べる66人(33.0%)、候補から外す65人(32.5%)です。避けるべきと言い切れる結果ではありませんが、3人に1人はそこで検討をやめています。気になる店なら問い合わせる、時間をかけたくないなら金額を出している店から見る、という選び方になります。





